土壌・水対策

油汚染の浄化

油汚染のリスク

  • 油漏洩による汚染模式図

    油漏洩による汚染模式図

  • 油膜発生状況

    油膜発生状況

油(ガソリン、灯油、軽油、重油、機械油など)が漏洩して土壌や地下水を汚染した場合、土地所有者にとって無視することのできないさまざまなリスクが生じます。

油臭・油膜による生活環境悪化

通常、油は土壌汚染対策法の適用対象外ですが、油汚染から発生する油臭や油膜によって生活環境が悪化するおそれがあります。また、これらの影響が敷地外に及んで近隣から苦情を受ける可能性もあります。

土地改変・売却時における汚染対策コスト

土地改変時に油含有土壌を掘削・搬出した場合は、通常の建設発生土より処理・処分費用が高額となります。また、土地売却時には、将来の処理・処分費用を土地の評価額から減額される場合があります。

法的規制による土地利用の制約

油の種類によっては土壌汚染対策法の特定有害物質(ベンゼンなど)を含み、同法の適用によって土地利用の制約を受ける可能性があります。特定有害物質を含まない油汚染にも自治体の条例などが適用される場合があります。

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大林組の油汚染対策技術のラインナップ

油の種類や土質条件、土地の状況、その他の制約条件に応じた最適な対策技術をご提案します。

分類 対策区分 代表的な当社工法 汚染
レベル
土質 処理
期間
コスト
掘削浄化

掘削して
現場で浄化
バイオ処理 バイオヒートパイル®工法 低~中 砂質土
粘性土
プラント処理
(加熱処理)
加熱オールマイティ処理工法® 低~高 砂質土
粘性土
短~中
プラント処理
(洗浄処理)
アールキュービック® 土壌洗浄システム 低~高 砂質土
原位置
浄化


掘削せずに
原位置で浄化
バイオ処理 バイオスパージング工法 低~中 砂質土 中~長
バイオパファーマルチシステム®工法 低~中 砂質土
粘性土
中~長
通水処理 ハイパーディープウェル®工法 低~中 砂質土 中~長
汚染
拡散防止


油汚染の敷地外
への拡散を防止
汚染拡散
防止壁
アクアソイルF‐W工法 低~高 砂質土
環境対策

周辺への臭気
拡散防止
臭気対策 オイルクリン® - - -

バイオヒートパイル®工法

バイオヒートパイル®工法

加熱オールマイティ処理工法®

加熱オールマイティ処理工法®

アールキュービック®土壌洗浄システム

アールキュービック®土壌洗浄システム

バイオスパージング工法

バイオスパージング工法

バイオパファーマルチシステム®工法

バイオパファーマルチシステム®工法

ハイパーディープウェル®工法

ハイパーディープウェル®工法

アクアソイルF®‐W工法

アクアソイルF‐W工法

オイルクリン®

オイルクリン®

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