海外建設事業
地域に根差す事業基盤を活かしさらなる成長機会を獲得
各国のさまざまな建造物や社会インフラの建設を通じ、現地の人々の生活を支えています。東南アジア、北米、オセアニアにおいて、地域に根差したグループ会社を中心に建築・土木事業を展開しています。また、半世紀以上にわたって築き上げた各国における事業基盤を活用し、国内外の大林グループ各社が有機的かつ双方向に技術・人材などの強みを提供し合うことで、グローバル市場において建設技術とビジネスのイノベーションを実現し、新たな収益機会を獲得していきます。
- 売上高
- 3,884億円
- 営業利益
- 28億円
売上高推移
-
2021
3,884
-
2020
3,763
-
2019
4,707
連結財務データ(単位:年 - 億円)2021年度実績
事業戦略
強固な事業基盤を活かし、グローバル市場でのさらなる成長機会を獲得
- 北米グループ会社の継続的成長、新規M&Aによる施工能力の拡大
- アジアグループ会社のローカル事業の基盤強化と、アジア支店を中心としたクロスボーダー連携体制の構築
- グループネットワークを活用した川上段階での案件取り組み、リソースの広域活用
- 強化対象国を絞り込み、非建設事業のM&Aを含むエリアごとの参入戦略を実行
- 強固な経営基盤を構築した北米、タイにおける非建設事業(開発・グリーンエネルギー事業)への取り組み
事業環境
- カーボンニュートラル、水素をはじめとした脱炭素やウェルビーイングへの取り組みがグローバルに加速
- 半導体不足に代表される世界的なサプライチェーンの脆弱さの露呈
- 原油価格高騰などによる物価上昇
- 新型コロナウイルス感染症による各国経済活動への影響やマーケットの変容
具体的な取り組み
- 受注ポートフォリオ拡充によるマーケット変容への対応強化と収益力の向上
- グローバル要員の継続的育成
- グループネットワークを活用したグローバル企業などの案件情報の収集と受注に向けた迅速な対応
- グループの技術力を共有することによる競争力の強化