超高強度繊維補強コンクリート(UFC)

スリムクリート工法

現場打設可能な常温硬化型の超高強度繊維補強コンクリート材料です

特殊粉体材料と超高強度鋼繊維を用いて構造物を構築する工法です。従来の超高強度繊維補強コンクリート(UFC)と同等以上の強度特性(※1)を発揮できるモルタル材料です。UFCは養生設備の整った工場で生産するため、製造規模や運搬方法に制約がありましたが、スリムクリートは現場での打設・養生が可能なので、施工規模や施工条件の制約を大幅に軽減できます。また、優れた流動性や充てん性で薄肉断面形成を実現できるなど、あらゆる形状や規模の構造物に対応できます。

※1 強度特性
打設後2日目の初期強度80N/mm2以上、圧縮強度180N/mm2、引張強度11N/mm2以上

高じん性高強度モルタル材料「スリムクリート」

超高強度モルタル

超高強度モルタル

超高強度鋼繊維

超高強度鋼繊維

1 厚さ数センチの部材から橋梁まで、さまざまな形とサイズに対応できます
  • 現場で打設・養生できるので、施工規模や施工条件の制約を大幅に軽減できます。
  • 流動性や充てん性が高いので、複雑な形状や長大な構造物にも対応できます。
2 部材のスリム化・軽量化で、空間設計の自由度が広がります
  • モルタル材料自体の引張強度が高いので、鉄筋が不要な薄型の部材を製作できます。
  • 部材を薄型構造にできることで、大空間を作り出す設計が可能になります。
3 災害時における安全性も検証済みです
  • 荷重を与えながら加熱する耐火実験で耐火性能を確認し、国土交通大臣認定を取得しています。

【実績・適用例】

  • 民間所有の波返し機能付き鉄筋コンクリート護岸(愛知県田原市)

スリムクリートによる補修事例

スリムクリートによる補修事例

スリムクリートによる補修事例

スリムクリートによる補修事例

大林組技術研究所屋内ブリッジ

大林組技術研究所屋内ブリッジ

耐久性が要求される桟橋の補修への適用

耐久性が要求される桟橋の補修への適用

検索