原子力関連施設
原子力発電のパートナーとして原子力エネルギーの未来について、ともに考え続けます
1970年に完成した日本初の加圧水型原子炉、関西電力美浜発電所1号機をはじめとして、高速増殖炉・高温ガス炉・沸騰水型原子炉施設など、大林組は数多くの原子力関連施設の建設工事を手掛け、この分野においては国内トップクラスの実績を有しています。
プロジェクトごとに異なる条件のもとで施設を建設してきた技術とノウハウをベースに、研究開発、設計および施工の全ての分野で安全・安心を提供するとともに、事業主の皆様をサポートし続けます。
発電施設
加圧水型原子炉(PWR)建屋の建設で培った技術を礎に
大林組は、1970年の関西電力美浜発電所1号機建設をはじめ、多くの原子力発電所の建設に携わってきました。特に、加圧水型原子炉(PWR)建屋の設計・施工に関しては国内トップの実績を誇っており、近年では改良型加圧水型原子炉(APWR)建屋の実用化検討にも参画しています。また、これまでに培った技術・ノウハウと経験を活かし、安全性はもとより経済性の追求も図っています。
使用済燃料貯蔵施設
貯蔵施設の建設から貯蔵方式の開発まで幅広く対応
再利用が可能な使用済燃料をエネルギー資源として有効利用するため、貯蔵施設に対するニーズが高まっています。
大林組は、立地拡大につながる杭基礎構造の技術開発をはじめ、乾式キャスクによる貯蔵方式の研究開発にも積極的に取り組んでいます。
再処理施設
核燃料サイクルの要となる施設にも大林組の技術
核燃料サイクルにおいて重要な役割を果たす再処理施設。使用済燃料を再処理し、再利用可能な燃料と放射性廃棄物に分け発電施設や処分施設に送り出します。
大林組の技術は、日本原燃再処理工場でも多くの施設の建設に活かされています。
処分施設
地層処分施設の研究開発を積極的に推進
核燃料の利用に伴って生じる放射性廃棄物の量は年々増加しており、これら廃棄物の安全かつ確実な管理・処分が重要な課題となっています。
大林組は海外の研究機関との技術協力を含め、地層処分など次世代処分施設の研究開発にも積極的に取り組んでいます。