小学生が技術研究所を見学。未来の技術に目を輝かせる

土木の日(11月18日)にちなんだ見学会を開催しました

サステナビリティ

11月8日、技術研究所(東京都清瀬市)に清瀬市立第八小学校の5年生88名を招き、見学会を開催しました。土木の日(11月18日)にちなんだイベントで、1990(平成2)年から開催しています。今年は、9月に完成した本館テクノステーションを中心に、環境工学実験棟ダイナミックス実験棟ビオトープなどを見学しました。

子どもたちは、まず約200人の研究員が一堂に集う本館テクノステーションを訪れ、長さ90mに及ぶ大空間ワークプレイスに興味津々の様子。スーパーアクティブ制震システム「ラピュタ2D」を制御する巨大なアクチュエータも見学し、「地震でも揺れない世界初のビル」という説明に驚いていました。

続いて、さまざまな風を再現できる多目的風洞施設や、立体音場シミュレーションシステム「AUVIS(オーヴィズ)」がある音響実験施設を訪れ、普段は体験できない不思議な空間に目を輝かせていました。

見学を終えた子どもたちからは「自分が住む街にこんな施設があるとは思わなかった」「いろいろな施設があって面白かった。また来たい」といった声が上がるなど、最先端の技術を楽しみながら学んでもらう良い機会となりました。大林組では、今後も小学生向けの見学会を開催し、建設業の魅力や大林組の仕事を伝えていきます。

大空間オフィスを見学

本館テクノステーションでは、約200人が働くオフィスを3階から見学。体育館より広い空間に驚いていました

風洞施設

多目的風洞施設では台風並みの強風を体験。「まだまだ大丈夫!」と声を上げながら、飛ばされないよう必死に手摺につかんでいました

音響施設

無響室では、前方にある2つのスピーカーだけで立体的な音場を体験。「なぜ後ろから聞こえるの」と不思議そうに質問していました

風の強さがわかる装置を見学

風の強さがボールの浮かび具合で分かる装置では、子どもたちはうちわで扇いで体験しました