大林組は2013年から、日本の建築物の中に表現されたさまざまな「かたち」に注目し、その形状の面白さや機能美などをご紹介しています。扉、屋根に続き、シリーズ第3弾となる今回は「境界」に注目しました。 空間を隔てる代表的なものには壁や塀がありますが、境界は素材の違いや段差などでも表現されます。2015年カレンダーでは、さまざまな「境界」の姿を集めてみました。 建物の部分に表現された「日本のかたち」から、建物の新たな魅力を発見していただきたいと思います。

表紙　真如院（しんにょいん）／京都
1・2月　伏見稲荷大社／京都 （※写真は旧社務所につき、現存していません）
3・4月　大原美術館（工芸・東洋館）／岡山
5・6月　裏千家（中門）／京都
7・8月　酬恩庵（しゅうおんあん）／京都
9・10月　左上：観月庵（かんげつあん）／島根、右上：民家／岐阜、 左下：民家／広島、右下：桂林寺（けいりんじ）／京都
11・12月　魚清楼／滋賀

横42.0cm×縦59.4cm（A2サイズ）
フルカラー全7枚
写真：日竎貞夫（ひび・さだお）

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