大林組は2013年から、日本の建築物の中に表現されたさまざまな「かたち」に注目し、その形状の面白さや機能美などをご紹介しています。シリーズ第2弾となる今回は「屋根」に注目しました。遠くからでも目立つ屋根は、建物の印象を大きく左右し、権威や崇高さを感じさせることさえあります。部分に目を移すと、それぞれの素材ならではの美しさも見えてきます。 建物の部分に表現された「日本のかたち」から、建物の新たな魅力を発見していただきたいと思います。

表紙　元興寺（がんごうじ）／奈良
1・2月　談山（たんざん）神社 十三重塔／奈良
3・4月　旧閑谷学校（しずたにがっこう）講堂／岡山
5・6月　仙洞御所 醒花亭（せんとうごしょ せいかてい）／京都
7・8月　崇福寺（そうふくじ）第一峰門／長崎
9・10月　室生寺（むろうじ）弥勒堂／奈良
11・12月　雪の瓦屋根／京都

横42.0cm×縦59.4cm（A2サイズ）
フルカラー全7枚
写真：日竎貞夫（ひび・さだお）

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