省エネルギー/再生可能エネルギー
風力発電システム
確かな技術と経験で陸上・洋上の発電事業をサポートします
風力発電システムとは?
「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(2012年7月施行)」および
「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係わる海域の利用の促進に関する法律(2019年4月施行)」
が契機となり、国内においてウインドファームと呼ばれる大規模な風力発電施設が急速に普及しています。
大林組は、風力発電設備建設の豊富な経験とノウハウを持つ全国規模の建設サービスネットワークにより、お客様の風力発電システム事業を実現します。
お客様のメリット
信頼性の高い陸上風力発電施設を低コスト・短工期で構築します
- 風力発電施設は、過酷な自然環境の中で長期間にわたり運用されるため、施設の耐久性や信頼性の確保、電気事業法に基づく工事計画届策定が重要なポイントになります。
- 大林組は風、地震などの環境条件を十分に考慮した設計と、信頼性の高い機器の調達、造成計画や基礎、風車組み立てに関する高い品質管理能力を持つ施工により、長期間の安定運用を実現する施設を構築します。
- 設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設(Construction)が相互に連携するEPC業務により低コストと工期の短縮を実現します。
総合技術力がこれからの洋上風力発電事業を支えます
- 大林組は洋上風力発電施設に関連するさまざまな技術・船舶機械の開発・改良、評価、検証に取り組んでいます。
- 太平洋側、日本海側の複数広海域において洋上風力発電の事業化に向けて、当社事業部門および複数の事業者と共に検討を進めています。
- これらの関連技術を統合し組み合わせることにより、お客様に満足いただける洋上風力発電施設を実現します。
【実績例】
上北小川原風力発電所 所在地:青森県上北郡六ヶ所村
上北小川原風力発電所は、発電容量が最大20.4MW(1基当たりの設備容量3.4MW、合計6基) で、約1.7万世帯の平均的住宅の電力消費量に相当します。 発電事業者は、大林組のグループ会社である大林クリーンエナジーです。 大林組はEPC契約のもと基本計画、設計、見積、調達、施工を担当しました。 中でも電気設備の設計、施工、試運転調整など、大林組のエンジニアリング技術とノウハウを活用して施設を完成させました。
- 連系変電設備連系電圧:154kV、容量:25MVA、東北電力ネットワーク㈱に系統連系(売電)
- 自営/構内送電線地中埋設配管配線および架空配線、総延長約10km
- 風車内電気設備(風車サイズ:全高133.6m、ブレード直径108m)特高/高圧電力ケーブル工事、通信制御工事、接地工事
- 試運転調整使用前自主検査
【実績例】
EPC(大林クリーンエナジー案件):2件(2MW×3基、3.4MW×6基) EPC(発電事業者からの受注案件):4件(3MW×10基、他) PC(調達・施工。設計含まず):2件