シールド掘進技術
ASC-OMによる同時掘進システム
掘進と組み立ての同時施工により工期を大幅に短縮します
ASC-OM(※1)同時掘進システムとは?
シールドマシンの掘進とセグメント組み立てを同時に行う高速施工技術です。ジャッキ圧力を自動制御するASC-OMにより、掘削面にかかる圧力を調整し、正確な掘進方向を確保するとともに高速施工を可能にします。
※1 ASC-OM
設定した力点に対して、ジャッキごとの圧力を自動で調整し、最適なジャッキ圧分布に制御するシステム
お客様のメリット
工期を大幅に短縮できます
- 掘進とセグメント組み立てを同時に施工できるため、1リング当たりの施工サイクル時間が約30%短縮し、工期を大幅に短縮できます。
- シールド機のセグメント組み立て部の長さをセグメント幅の2倍以上とすることで、常にセグメントを組み立てる空間を確保し連続的に同時掘進できるため、工期を短縮できます。
安定した方向制御により高い品質を確保できます
- 方向制御はジャッキ推力の合力である「力点」で管理し、必要なジャッキ圧を個々に自動制御(ASC-OM)することで指示した力点を維持できるため安定した方向制御が可能となり、線形精度を確保できます。
実績・適用例
- 東京外かく環状道路 本線トンネル(北行)東名北工事(2018年現在施工中、効果を検証しています)