トンネル発破音低減技術
ブラストサイレンサー
音の共鳴現象と吸音効果を利用した、低周波音および可聴音対応のハイブリッド型発破音対策技術
ブラストサイレンサーとは?
山岳トンネル工事における発破掘削時に発生する低周波音と可聴音を大幅に低減する装置です。
音響管の共鳴現象を利用し、発破音とは逆位相の反射音を発生させて発破音を打ち消すことで、近隣建物の窓ガラスや扉のがたつきなどの原因となる低周波音を低減します。また、多孔質材の吸音効果を利用したダクト型消音器により、空気を通しながら可聴音を減衰させます。
広帯域騒音対応トンネル発破消音器
「ブラストサイレンサー」
お客様のメリット
近隣住民への低周波音と可聴音の影響を大幅に低減します
- 音響管の共鳴現象と多孔質材の吸音効果を利用したハイブリッド型消音器により、従来の防音扉を使用した場合よりもエネルギーで90%以上、音圧レベルで15dB以上低減できます。これにより、近隣住民への負担が軽減されるため理解が得られやすくなり、円滑な工事実現に寄与します。
工期全体を短縮しコストダウンが可能です
- 低周波音の影響を低減できるため、掘削工程の早い段階から、低コストで効率のよい発破掘削が開始できます。
【実績・適用例】
八鹿日高道路 久斗トンネル工事ほか、合計9件
【その他】
NETIS登録番号:QS-160005-A