横浜市の教員の民間企業研修を実施しました
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サステナビリティ
7月26日と27日の2日間、神奈川県横浜市の小・中・高校の先生方12人を対象とした「教員の民間企業研修」を実施しました。この研修は、一般財団法人経済広報センターが、次世代育成のために「教育界とビジネス界のコミュニケーションの促進」を図る取り組みの一環として主催するものです。
大林組は、建設現場や研究施設の見学、社員との対話を通じてものづくりの喜びや醍醐味(だいごみ)を知ってもらい、その経験を子どもたちに伝えてほしいとの思いから毎年受け入れており、今年で11回目となります。
1日目の大林組本社での研修では、人事部が採用方針や教育プログラムを説明しました。指導員によるサポートや階層別研修など年代や職種に応じた制度を紹介。先生方からは具体的な指導方法やその成果への質問が上がるなど活発な意見交換が行われました。その後は、都内の建設現場を見学し、施工技術や安全対策、周辺環境への取り組みについて理解を深めてもらいました。
2日目の大林組技術研究所(東京都清瀬市)の研修では、利用者の健康・快適性などで建物を評価するWELL認証 でゴールドランクを日本で初めて取得した本館テクノステーションを見学しました。また、最新のエネルギー実証設備や揺れない建物を実現するスーパーアクティブ制震システム「ラピュタ®2D」などの技術を紹介しました。
研修を終えた先生方からは「普段は見ることができない建設現場や技術研究所を見学することで、ゼネコンの技術力を実感できた」「工程管理の大切さや安全対策など教育現場にも活かせると思った」「職場でのコミュニケーションが図られている。意見を言う・聞くことの大切さを生徒たちに教えたい」などの声が寄せられました。
大林組はこれからも、ものづくりで培った知恵と技術を教育の現場に伝え、次世代育成に活かしていただけるよう努めてまいります。
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技術研究所では制震・免震技術を採用した建物の揺れなどを振動体験装置で体感しました
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大林組の教育制度などを理解していただいた後、人材育成についての意見交換を行いました