株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、このたび「大林組CSR報告書2011」を発行しました。
今回発行したCSR報告書は、PDFによる「詳細版」と冊子による「ダイジェスト版」との2つに分けて発行しています。詳細版は、2010年度の大林組のCSR活動を網羅的に報告しており、ダイジェスト版は、特集とトピックスを中心に簡潔にまとめています。なお、本年の報告書(ダイジェスト版)の発行部数は2万3千部です。社員全員に配布し取り組みを推進するとともに、ステークホルダーの皆様に対しても広く配布し、積極的な情報発信を行っていきます。
「大林組CSR報告書2011」の概要は次のとおりです。
(ダイジェスト版には1~6および7の一部を、詳細版には1~4および7、8を掲載)
- 理念体系を再構築
創業120年の節目を迎えた2011年。「地球に優しい」リーディングカンパニーをめざしていくために新たな理念体系「大林組基本理念」を制定しました。基本理念に込められている意味や想いを紹介しています。
- トップメッセージ
2010年度のCSR活動を振り返るとともに、東日本大震災の復興に向けた想いや、持続可能な社会の実現に貢献し、社会とともに発展を続ける企業をめざす姿勢をトップ自らが述べています。
- 東日本大震災に対する取り組み
わが国に未曾有の被害をもたらした東日本大震災。社会資本形成の一翼を担う建設会社として、震災発生直後から復旧・復興に向けて行ったさまざまな取り組みをまとめています。
- 大林組のCSR
基本理念に基づく大林組のCSRの考え方と、CSRを実践する当事者でもありステークホルダーでもある社員を中心とした、ステークホルダーの皆様との関わりについてまとめています。
- 特集
2010年度に発表した、中長期環境ビジョンである「Obayashi Green Vision 2050」と、技術研究所本館「テクノステーション」における低炭素社会の実現に向けた取り組みを紹介しています。
- トピックス
「東京スカイツリー®建設プロジェクト」における安全・品質の実現にむけた取り組みと周辺環境にやさしい世界初の新技術「URUP工法」の紹介、グローバルな展開として「タイ大林の取り組み」を取り上げています。
- CSRの取り組み
基本理念にも掲げている「大林組が考えるCSR」の項目に合わせた章立てを行い、CSRの考え方と取り組みの詳細を、以下の内容で掲載しています。
- E(お客様に)
お客様のベストパートナーをめざして取り組んでいる良質な建設物を提供するための活動や、先進の技術開発などを報告しています。
- G(地球・社会に)
持続可能な社会を実現するための、環境・社会の課題解決に向けた活動や社会貢献活動を報告しています。
- A(私たちに)
社員が個性と能力を活かして安全・安心に働くことができる職場環境づくりや、調達先との信頼関係の強化の活動などを報告しています。
- O(OPENに)
社会から信頼される企業であり続けるため、経営の透明性やステークホルダーとのコミュニケーション、情報開示の拡充を進める活動を報告しています。
- E(お客様に)
- 第三者意見
上智大学経済学部教授の上妻義直氏と株式会社コミュニケーション科学研究所 客員研究員の小林珠江氏の、大林組の活動や報告書に対する意見を掲載しています。
なお、「大林組CSR報告書2011」は、大林組のウェブサイトから請求(ダイジェスト版のみ)、ダウンロードすることができます。
https://www.obayashi.co.jp/ir/data/report.html
表紙について
私たち大林組がめざす「地球に優しい」リーディングカンパニーのイメージをシンプルなイラストで表現しました。カラーの帯は、「大林組が考えるCSR」で掲げるE(お客様に)G(地球・社会に)A(私たちに)O(OPENに)を表しており、常に大林組の事業活動の基本にあることを示しています。
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
TEL 03-5769-1014
プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。