この年
1892(明治25)年に大阪の地で誕生した大林組は、激動と変革のなかで100年以上の歴史を刻み、2000年という節目の年を迎えた。社会とともに歩み、その時代の要請に応える形で社業を発展させることができたのは、多数のお客様や良き協力者に支えられてきたからである。世に送り出してきた建造物の一つひとつは、社会とのかかわりのなかで築いてきた「信頼の証」ともいえよう。新世紀に向けて、大林組は新たなる一歩を踏み出した。
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2000年の大林組
- 1月
- NEC玉川ルネッサンスシティ竣工
- 3月
- 馬頭町広重美術館竣工
- 3月
- 香川県庁舎本館竣工
- 3月
- 堂島アバンザ竣工
- 3月
- 大江戸線、外苑−代々木工区竣工
- 5月
- 地中連続壁OWS 400万㎡突破
- 6月
- 日光田母沢御用邸記念公園本邸竣工
- 9月
- 三渓園「鶴翔閣」竣工
- 9月
- NTT東日本関東病院竣工
社会の出来事
- 2月
- 日本初の女性知事・太田房江(大阪)
- 4月
- 出雲大社の境内で12世紀の巨大な柱根遺構出土
- 7月
- 九州・沖縄サミット、日本初地方開催
- 9月
- 第27回五輪シドニー大会開催、高橋尚子金メダル
- 9月
- 三宅島の火山活動活発化
- 10月
- 白川英樹、導電性高分子の発見でノーベル化学賞
建設業界の動き
- 3月
- 建設省「建築数量積算基準」制定
- 5月
- 建設リサイクル法公布
- 9月
- 政府、公共工事コスト縮減に関する新行動指針策定
- 9月
- 建設省、総合評価方式の標準ガイドライン策定
- 11月
- 公共工事入札・契約適正化促進法成立