この年
平成に入ると、ビッグプロジェクトの推進はいっそう加速した。首都圏や近畿圏をはじめ、地方中枢都市で都市開発を中心とした事業が多数展開されていった。なかでも関西は熱気に満ちており、大林組は関西新空港や明石海峡大橋、大阪ワールドトレードセンタービルディングなど多くの工事を担うこととなる。この年の4月には新たな企業理念、経営姿勢、行動規範を定め、21世紀における決意と姿勢を社内外に示した。
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1990年の大林組
- 1月
- 昭和天皇武蔵野御陵竣工
- 1月
- 日本電気本社ビル竣工
- 2月
- 南海サウスタワーホテル大阪竣工
- 3月
- 国際花と緑の博覧会、三和みどり館ほか竣工
- 3月
- 横浜プリンスホテル竣工
- 4月
- CI活動、企業理念・経営姿勢・行動規範を制定
- 5月
- 毎日放送本社ビル竣工
- 5月
- 横浜ビジネスパーク竣工
- 9月
- デイスターゴルフクラブ竣工
- 11月
- 大林シンガポール設立
社会の出来事
- 1月
- 大学入試センター試験実施
- 4月
- 大阪で「国際花と緑の博覧会」開幕
- 11月
- 雲仙・普賢岳が約200年ぶりに噴火
- 11月
- 海外渡航者が初の1,000万人突破
- −
- バブル経済崩壊
- −
- アニメ「ちびまる子ちゃん」が人気
建設業界の動き
- 4月
- 建設省、投機的土地取引の抑制について通達
- 5月
- 建設廃棄物処理ガイドラインを策定
- 10月
- 地球温暖化防止行動計画