この年
昭和64年1月7日、昭和天皇が崩御。戦争と平和、苦難と繁栄という歴史を刻んだ昭和時代は幕を閉じ、新しく平成の時代を迎えた。大林組は、昭和天皇陵の武蔵野御陵を特命で受注する。初代社長・芳五郎時代に明治天皇陵の伏見桃山御陵を、二代・義雄時代に大正天皇陵の多摩御陵を特命で受注したのに続き、三代・芳郎時代にも天皇陵を受注したことになる。多摩御陵と同じく下方上円墳で、工事は翌年1月に完成し山陵竣工報告の儀が執り行われた。
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1989年の大林組
- 1月
- 昭和天皇陵武蔵野御陵受注
- 4月
- 毛越寺本堂竣工
- 6月
- 会長に大林芳郎、社長に津室隆夫が就任
- 8月
- 神戸製鋼所ラクビー部クラブハウス竣工
- 9月
- 日本コンベンションセンター・幕張イベントホール竣工
- 9月
- 加賀屋 雪月花竣工
- 10月
- アサヒビールタワー、スーパードライホール竣工
- 11月
- 帝都高速度交通営団上野本社ビル竣工
- 12月
- 東京武道館竣工
社会の出来事
- 1月
- 昭和天皇崩御、「平成」に改元
- 3月
- 佐賀県の吉野ヶ里遺跡で銅剣・ガラス製管玉など発掘
- 4月
- 税制改革実施、消費税スタート(3%課税)
- 11月
- ベルリンの壁崩壊
- 12月
- 米ソ首脳が東西冷戦終結を宣言
- −
- ティラミス大流行、イタメシという言葉も生まれる
建設業界の動き
- 5月
- 東京湾横断道路起工
- 9月
- 横浜ベイブリッジ開通
- 12月
- 土地基本法公布