この年
戦後、東南アジア諸国に対する政府の賠償として建設工事が実施されることとなり、いわゆる「賠償工事」による海外進出が始まった。大林組は昭和39年4月、タイ・バンコクに初めて駐在員事務所を開設したのに続き、昭和40年にはインドネシアのムシ大橋を竣工。以降、タイでは東南アジア条約機構(SEATO)本部ビルを竣工するなど積極的に海外進出を果たした。
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1967年の大林組
- 1月
- 鏡ダム竣工
- 2月
- アジア西太平洋建設業協会国際連盟建設業者賞の金賞を受賞
- 3月
- 日本生命本社東館竣工
- 3月
- 尾道大橋竣工
- 3月
- 名古屋地下鉄東山線星ヶ丘駅竣工
- 4月
- 阪神高速道路大阪1号線福島工区竣工
- 6月
- 電通本社(現・電通テック本社ビル)竣工
- 8月
- SEATO本部ビル(バンコク)竣工
- 9月
- 戦没学徒記念若人之広場竣工
- 11月
- 横浜市立大学医学部病院竣工
社会の出来事
- 3月
- 高見山大五郎、外人初の関取(十両)となる
- 4月
- モントリオール万博開幕
- 6月
- 第3次中東戦争
- 8月
- 公害対策基本法公布
- 8月
- 東南アジア諸国連合(ASEAN)結成
- −
- 自動車の保有台数が1,000万台突破
- −
- ミニスカート大流行
建設業界の動き
- 2月
- 全国建設業者大会(発注単価の適正化、建設基礎資材の価格安定を要望)
- 3月
- 大阪千里丘陸にて日本万国博覧会会場建設起工式
- 3月
- 山陽新幹線、新大阪−岡山間起工
- 6月
- 都市再開発法案を閣議決定
- 9月
- 公共事業費等財政支出繰延べ、閣議決定
- 11月
- 日本建設業団体連合会設立