この年
大阪での万博開催が決定すると、わが国の建設業界は一斉に活動を開始した。なかでも大林組は、1903年の第5回内国勧業博覧会が社業興隆の礎となった歴史もあり、創業の地である大阪での万博に注ぐ熱意は他社をしのぐものがあった。本店に万博本部を設置し、参加企業への企画提案も行っている。12月には英語、フランス語両文によるパンフレットを発行し、外国政府などに約900部配布した。
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1966年の大林組
- 2月
- 仙台市庁舎竣工
- 3月
- 芝浦工業大学大宮校舎竣工
- 4月
- 中部電力武豊火力発電所本館竣工
- 5月
- 朝日麦酒札幌工場竣工
- 6月
- 住友商事 美土代ビル竣工
- 8月
- サリナ百貨店(ジャカルタ)竣工
- 8月
- 阪神電気鉄道新淀川橋梁竣工
- 9月
- 国際ビルディング・帝国劇場
- 10月
- パレスサイドビル竣工
- 11月
- 名古屋近鉄ビル竣工
社会の出来事
- 3月
- 日本の総人口が1億人突破
- 5月
- 中国文化大革命が始まる
- 6月
- ザ・ビートルズ来日、日本武道館にて3日間で5回公演
- 7月
- ベトナム戦争激化
- −
- カラーテレビ・カー・クーラー(3C)が新三種の神器となる
建設業界の動き
- 2月
- 内閣に「公共事業等施行推進本部」設置
- 4月
- 建設業界にメートル法実施
- 6月
- 住宅建設計画法公布
- 7月
- 国土開発幹線自動車道建設法公布
- 8月
- 国土建設の長期構想公表