発展の時代

1957年(昭和32年)

日本鋼管川崎製鐵所中径管工場

日本鋼管川崎製鐵所中径管工場

この年

昭和30年代に入ると建設業界は高度成長の波に乗り、大きく成長した。大林組の業績も飛躍的に伸び、支店・営業所の増設、職員の増加とともに経営の合理化や近代化を迫られた。また、経営規模の拡大により資本の充実を図ることが急務となった。そこで、業界で初めて株式の公開を決定し、12月に大阪市場で株式の店頭売買を開始。翌年12月には大阪証券取引所第一部に株式を上場し、額面50円に対し295円の高値をつけた。

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  • 日本鋼管川崎製鐵所中径管工場

1957年の大林組

1月
伊藤忠商事東京支社竣工
1月
東京支店を東京都中央区新富町三丁目五番地に移転
4月
東京電力千葉火力発電所第1期竣工
6月
大阪瓦斯京都支社竣工
6月
日本鋼管川崎製鐵所中径管工場竣工
7月
岐阜地方・家庭裁判所竣工
8月
北陸電力栃尾水力発電所第4工区竣工
9月
相鉄文化会館竣工
12月
大阪市場において株式の店頭売買開始
12月
難波地下センター竣工

社会の出来事

1月
南極観測隊、昭和基地を設営
5月
たばこ自動販売機、大阪に登場
10月
ソ連、人工衛星スプートニク1号打ち上げに成功
12月
初の100円硬貨発行
「なべ底不況」始まる

建設業界の動き

1月
日本ダム協会発足
4月
国土開発縦貫自動車道建設法公布
5月
技術士法公布
6月
水道法公布