この年
このころ、大林組は大阪市築港工事という大工事と並行して、日本銀行大阪支店など近畿地方での工事をコンスタントに受注し、力を蓄えていった。また、紡績工場や学校など数多くの大型工事を受注し一気に業容を拡大。施工地も京都や広島、九州などへと伸びていった。
Photo
1899年の大林組
- 1月
- 日本銀行大阪支店本館基礎受注
- 2月
- 大阪市築港セメント倉庫ほか受注
- 3月
- 日本繊糸麻工場受注
- 4月
- 大阪市中大江尋常小学校受注
- 6月
- 滋賀県尋常師範学校受注
- 7月
- 京都蚕業講習所受注
- 9月
- 住友本店倉庫受注
- 10月
- 大阪府第二師範学校受注
社会の出来事
- 2月
- 鳥井信治郎、大阪で鳥井商店(現・サントリー)を開業し、ぶどう酒の製造販売を始める
- 2月
- アメリカ製自動車が輸入される。自動車輸入の初め
- 7月
- 日英通商航海条約実施(法権および税権を回復)
- −
- 国産の電気扇風機が市販される
- −
- セルロイド玩具の製造が始まる
- −
- 滝廉太郎作曲の「鳩ぽっぽ」誕生
建設業界の動き
- 1月
- 東京で全市への水道給水を開始
- 3月
- 特許法、商標法公布
- 8月
- 東京湾のゴミ埋め立て工事始まる
- −
- 日本土木組合設立(初の全国的な土木建設業者団体)