この年
1月25日、大林芳五郎が土木建築請負業「大林店」を創設。現在の大林組は、大阪市西区でその第一歩を刻んだ。当時わが国は、明治政府が国是とした「富国強兵」「殖産興業」が軌道に乗り、あらゆる産業が近代化の発展期を迎えつつあった。交通・輸送、郵便、電信・電話などが普及し、工場生産が本格化するなど、建設需要が急速に増大していた時代のことである。
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1892年の大林組
- 1月
- 大林芳五郎が土木建築請負業「大林店」を創業
- 1月
- 阿部製紙所受注(同年8月竣工)
社会の出来事
- 3月
- 東京・江戸橋に東京郵便局が完成
- 3月
- 北海道・北炭夕張炭鉱、採炭を開始
- 5月
- 大阪麦酒会社から「アサヒビール」が発売される
- 6月
- 万国郵便条約批准
- 8月
- 第2次伊藤内閣成立
- −
- アイスクリームが庶民に普及
建設業界の動き
- 6月
- 鉄道敷設法の公布(幹線官営の原則確立)
- 7月
- 鉄道庁の所管を内務省から逓信省に移管
- −
- フランスで鉄筋コンクリートが発明される