構造物の解体・撤去

ディープノンループカッター

パイロット孔なしでコンクリート壁や擁壁を高精度に切断します

ディープノンループカッターとは?

鉄筋コンクリート構造物の解体作業において、ダイヤモンドワイヤーを切断面に直接押しつけて切断するワイヤーソー装置です。ワイヤーの巻き付けやパイロット孔の掘削などの事前準備作業の手間を省くことができ、対象物に対して裏面にアクセスできない場合でも適用可能です。

ディープノンループカッターの適用イメージ

お客様のメリット

幅広い施工条件に対応します

  • 装置の小型化により狭あい部での施工が容易です。
  • 躯体裏面にワイヤーを巻き付けるスペースがないなど、裏面にアクセスできない場合でも適用可能です。
  • 装置の姿勢は問わないため、床・壁・天井面に施工可能です。

作業手順を大幅に削減します

  • 切断箇所の前面から切断を開始できます。
  • ワイヤーを切断部に環状に巻き付ける作業が不要です。
  • ワイヤーを通すパイロット孔の掘削が不要です。

高精度で切断できます

  • 特殊ダイヤモンドワイヤーおよび先端プーリーの形状により、精度よく直線に切断できます。
  • 高精度のため、構造物を箱抜き解体することや、ブロック片として解体することができます。
  • 切断状況(壁面垂直方向)

  • 切断後

【実績・適用例】

  • 某駅構内 内壁切断(形状:幅5m×高さ1m×厚さ0.4m)
  • 建築RC 二重壁解体(形状:幅0.75 m×高さ0.75m×厚さ0.2m)

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