既設構造物基礎の耐震補強工法

ハイスペックマイクロパイル工法

低コストの小口径合成鋼管杭により、狭い場所で構造物基礎を補強します

ボーリングマシンを用いて二重管削孔(さっこう)し、汎用的な鋼管を建て込んだ後にグラウトを充てんし、地盤中に鋼管を定着させる小口径合成鋼管杭工法です。汎用的な鋼管とグラウトを用いた増し杭により、狭あい地や空頭制限のある構造物基礎を効率的に補強します。

1 安価で汎用性が高い工法です
  • 汎用的な鋼管と継手を使用するため、安価に施工できます。鋼管を長尺化(最大6.0m)して、継手数を削減することも可能です。
  • 従来のマイクロパイル工法に比べ、コストを約20%縮減できます。
  • 汎用性の高い機械で施工できるため、緊急時や災害復旧工事にも迅速に対応できます。
2 施工場所を選びません
  • 3.5m以下の低空頭箇所や狭あいな足場上、既設構造物の直上直下近傍など、あらゆる場所で施工できます。
3 防食性能や支持力の高い杭を施工できます
  • 杭上下のセンタリング機構により、杭全長にわたってかぶり20mm以上を確保できるため、鋼管杭の防食性能が向上します。
  • 杭先端の特殊冶具により、杭先端部を周辺支持地盤以上の強度に改良できるため、高い支持力が得られます。

【実績・適用例】

  • 金町・松戸間防風柵新設その他工事(Ⅱ工区)工事用桟橋基礎杭など

傾斜地盤擁壁基礎の補強

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発電所内既存設備の耐震補強

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