携帯型成分分析計を用いたコンクリート塩化物量測定技術とは?
携帯型蛍光X線分析装置により、塩害を受けたコンクリート構造物の内部の塩化物量を現場で測定できる技術です。従来、現場で採取したコアを試験室に持ち帰り、化学分析によって行っていた調査を現場で迅速かつ経済的に行います。コンクリート躯体表面やコアの側面などのさまざまな箇所に加え、ドリル削孔粉でも測定できます。
お客様のメリット
1 現場で迅速かつ経済的に塩害調査できます
- 測定時間は従来技術の5分の1、測定コストは10分の1です。
- 現場でコンクリート表面から深部まで測定でき、その場で結果が分かります。
- 広範囲にわたる大量の箇所でも短期間で測定できます。
2 調査に伴う構造物の損傷を最小限にできます
- ドリル削孔だけでも測定できます。
- コアを使用する場合でも、測定で使用したコアで強度試験なども行えるため、コア採取を最少限にできます。
【実績・適用例】
- 地方公共団体や民間の塩化物量測定業務など10件
NETIS登録技術:HP-150001-VP