盛土材料

アップサイクルブロック

災害廃棄物を有効活用し、がれきの最終処分量を減らします

盛土用のアップサイクルブロック

 

盛土への適用イメージ

盛土への適用イメージ

災害廃棄物のうち、リサイクルできない混合廃棄物(以下、がれき残渣(ざんさ))を有効活用した建設資材です。

防潮堤や防潮林、避難高台、道路などの盛土材料として利用することで、がれき残渣の最終処分量を減少させるとともに、被災地の早期復興を図ります。

1 がれきの最終処分量を削減します
  • 逼迫(ひっぱく)している既設最終処分場の残存容量への負担を軽減できます。
2 コストを削減できます
  • がれき残渣を最終処分場に埋め立てる場合と比べてコストを10%程度削減できます。
  • 最終処分場の拡張や新設に要するコストを削減できます。
3 環境に安全な建設資材です
  • がれき残渣に、万一、重金属などの有害物質が混入していても、アップサイクルブロックからの溶出はありません。
4 要求品質を満足する建設資材です
  • 用途に応じた品質基準(強度、出来形)を満足する建設資材として供給できます。
  • 発生地域によって異なるがれき残渣の特性に応じてアップサイクルブロックを製作できます。

なお、本技術開発の一部は、国土交通省の平成23年度補正予算 建設技術研究開発助成制度「震災対応型技術開発公募」の補助金を受け6者共同(*1)で実施しています。

 

*1 財団法人先端建設技術センター、株式会社大林組、鹿島建設株式会社、株式会社熊谷組、清水建設株式会社、大成建設株式会社

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