既設管撤去
バックフィルシールド工法
既設のシールドトンネルを非開削で撤去できます
バックフィルシールド工法とは?
ドーナツ状面板を持つ泥水式シールドで既設のシールドトンネルを抱き込み、外周部を掘削しながら前進した後、後方の空洞部分を充てん材で埋め戻し、既設セグメントを解体・搬出する工法です。非開削なので地上の制約を受けることなく、大規模な地下トンネルの撤去にも適用可能です。
※1 バッキング:シールドが後退すること
お客様のメリット
地上の制約を受けず、周辺影響を最小限に抑制できます
- 掘進、後方充てん、既設セグメント解体の一連のサイクルを、すべて非開削にて施工できます。
- 泥水式シールドにより切羽圧を管理しながら掘進するため、地上の変状を抑制できます。
後方の充てんを確実に行い、地盤変状を抑制できます
- バックフィルシールドは前胴と後胴の複胴構造となっており、シールド掘進と後方充てん作業をそれぞれ別工程で行います。
- シールド掘進は、既設セグメントの内側に固定したけん引装置を反力として前進するため、後方の充てん作業に影響を与えません。
- 後胴引寄せ速度と充てん材注入流量をバランスさせながら充てん圧を一定に保つことで、確実な充てんが可能です。
安全に施工できます
- 既設シールドトンネルとバックフィルシールドとの隙間には、エアーにて収縮・拡張するシールを2列配置することで、施工時の止水性を確保できます。
【実績・適用例】
1件