急速ズリ搬出システム

連続ベルトコンベヤーシステム

トンネル切羽と坑外をベルトでつなぎ、施工効率と安全性を向上

トンネル切羽から坑外の土捨て場まで、一本のベルトでつないだコンベヤーです。掘削の進行に合わせてベルトを順次送り出していきます。立坑部では垂直コンベヤーを用いることで、連続したズリ搬送を行うことができます。


連続ベルトコンベヤーシステム
 

 

連続ベルトコンベヤーシステム 坑内設備

坑内設備

連続ベルトコンベヤーシステム 坑外設備

坑外設備

連続ベルトコンベヤーシステム 急曲線部

急曲線部

1 急速施工で工期を短縮
  • 土捨て場までベルトが連続しているので、坑内でダンプトラックやズリ鋼車の入れ替え待ちがなくなり、ズリ搬出時間を短縮できます。
2 安全性と坑内環境が向上
  • ダンプトラックやズリ鋼車による対人・対物事故や、ズリの荷こぼれによる事故がなくなります。
  • 粉じん・排ガスが少なくなるので、坑内の視界が良くなります。
  • ダンプトラックやズリ鋼車の走行に伴う騒音・振動が低減します。
3 工事に伴うCO2発生量が低減
  • ダンプトラックが走行しないので、トンネル延長3.0kmの場合、CO2発生量が約30%低減します。
4 均一な破砕により、二次運搬や捨土・盛土の作業効率が向上
  • クラッシャで掘削ズリを破砕するため粒度が均一になり、二次運搬や捨土・盛土の作業効率が向上します。
5 トンネル線形の変化にも対応
  • 最小R=30mの急曲線まで搬送できます。

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