トンネル吹付け工法

低粉じん吹付けコンクリート

粉じんが10%以上減少し、作業環境とコンクリート品質が向上します

石灰石微粉末を使用し、SEC工法*で製造したコンクリートを吹付ける技術です。石灰石微粉末によってコンクリートの粘性や材料分離抵抗性が向上し、吹付けコンクリートの発生粉じん量を低減できます。
* 骨材にセメントと水を加えて一次練りした後、二次水を加えて練り混ぜる工法

 

通常の吹付け工法

通常の吹付け工法では、粉じんで視認性が良くないことがあります

低粉じん吹付け(粉じん発生量が大幅に低減)

低粉じん吹付けコンクリートでは、トンネル切羽の粉じんを大幅に減少できます

粉じん濃度

1 吹付けの作業環境が向上します
  • コンクリートの粘性・材料分離抵抗性が向上し、粉じん発生量が通常のコンクリートに比べ10%以上減少します。
  • トンネル切羽の視認性が良くなり、作業の安全性が向上するとともに、じん肺など作業員の健康被害を抑制できます。
2 コンクリート品質と耐久性が向上します
  • 二段階の練り混ぜでセメントの分散性が向上し、均質なコンクリートを製造できます。
  • 微細な石灰石微粉末の添加で骨材の粒度分布が改善し、緻密なコンクリートとなります。

低粉じん吹付けコンクリート 吹付けコンクリート配合

吹付けコンクリート配合(設計基準強度 18N/mm2)の例

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