地山プレロード工法

コンタクトバック

布製袋に超速硬性モルタルを充填。トンネル掘削による沈下を防止します

トンネル掘削時の沈下を抑制する地山プレロード工法です。 地山と鋼製支保工との隙間部分は吹き付けコンクリートを充填しづらいため、トンネル掘削時の初期沈下の原因となります。

コンタクトバックは、隙間部分に布製の充填袋を設置し、高流動超速硬性モルタルを充填することで、地山と鋼製支保工を一体化させる工法です。掘削時に地山荷重を鋼製支保工で支えるので、地表面の沈下を抑制することができます。

 

1 厳しい条件下でも沈下を抑えます
  • 都市部の土砂地山におけるトンネル施工など、許容沈下量の条件が厳しい工事で効果を発揮します。
  • 充填材はノンブリーディングの材料で、充填時に脱水しないため、支保工脚部は水によって劣化せず、支持力が低下しません。
2 長期にわたり効果を発揮します
  • 充填袋の内側が防水加工されているので、体積が減少しません。
  • また、フレキシブルな素材なので、地山と支保工の隙間を確実に充填できます。
  • 充填時に加圧しないので、鋼製支保工の変形などの影響がありません。
  • 充填材は短時間の強度発現性に優れ、長期にわたって強度が増進します。
    圧縮強度 材齢3時間:6N/mm2
    材齢28日:31N/mm2

コンタクトバック 鋼製支保工にあらかじめ充填袋を設置し、建て込み後、超速硬性モルタルを充填します

鋼製支保工にあらかじめ充填袋を設置し、建て込み後、超速硬性モルタルを充填します

 

コンタクトバックで地山と鋼製支保工脚部を一体化し、初期沈下量を低減させます

コンタクトバックで地山と鋼製支保工脚部を一体化し、初期沈下量を低減させます

 

コンタクトバック工法施工手順

検索