堆砂土砂浚渫技術

大深度貯水池浚渫工法

遠隔操作型の水中掘削機を用いて堆積土砂を浚渫します

台船上から操作する水中掘削機で堆積土砂を浚渫(しゅんせつ)し、エアーリフト(※1)で排砂する工法です。これまで浚渫できなかったダム貯水池の大深度部で堆積土砂を除去できます。

※1 エアーリフト
圧縮空気で管先端に発生させた上昇気泡を利用して排砂するシステム

大深度貯水池浚渫工法

1 深度75mまで浚渫が可能です
  • 台船からワイヤーで吊り下げた水中掘削機で浚渫し、エアーリフトで排砂するため、バケットアームの長さに限度のあるバケット船よりも大深度(最大75m)での作業が可能です。
2 硬質地盤、沈木、玉石にも対応可能です
  • 強力な切削力を持つ水平2軸式カッターで、硬質な堆積地盤でも容易に浚渫します。
  • ポンプ船や吸引工法では対応できなかった沈木や玉石など、あらゆる堆積物を細かく砕いて排出します。
3 貯水池が濁りません
  • 掘削機を水中に沈めたまま連続作業できるため、1サイクルごとにバケットを上下させるバケット船と異なり、浚渫によって貯水池が濁りません。
4 掘削位置や貯水池底部の地形を測定できます
  • GPSとソナーを搭載しているため、掘削位置を正確に把握し、貯水池底部の地形も測定できます。

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