数値都市気候モデル

Appias(アッピアス)

都市街区内の気流と温度の予測システム

建物周りの屋外熱環境を予測するためのシステムです。建物形状と気象データを基に、表面温度、気温、風向、風速、湿度分布を求めます。個々の建物から街区全体まで、さまざまなスケールの現象に対応が可能です。例えば壁面緑化や湿潤舗装、あるいはミスト散布によるヒートアイランド対策効果の確認が行えます。

数値都市気候モデル「Appias(アッピアス)」
数値都市気候モデル「Appias(アッピアス)」

 

精度の高い予測結果を導きます
  • 100km程度の領域を対象としたAppias Meso、10km程度の都市域を対象としたAppias-M、そして1km程度の街区を対象としたAppias-Eの3段階のモデルで構成されています。Appias-Eでは、樹木エリアからの水蒸気蒸散やミスト散布による冷却効果が表示でき、空調室外機などからの人工排熱の影響を扱えます。
【解析モデルの概要】
  • Appias Meso:国土数値情報と気象庁GPVデータ(気象予測結果)を用いた、メソスケールの気象解析
  • Appias-M:都市キャノピー(建物によって空気の自由な動きが妨げられる領域)を考慮した広域の解析。Appias Mesoと同じ境界条件を使用
  • Appias-E:サーモレンダー(※1)による放射熱環境解析結果を取り込む。両者間で解析モデルを共有

※1 サーモレンダー(Thermo Render):建物や地表面の表面温度を算出し、ビジュアルに表現する屋内外統合熱環境シミュレーションツール。エーアンドエー社の開発製品

【実績・適用例】
実績・適用例

【商標登録:申請中】 Appias アッピアス 

 

 

 

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