ハイスペックネイリング工法とは？
小中規模切土面の補強や、盛土の耐震補強、土留め掘削（H≦8.0m）の支保工などに使用する高耐力の補強土工法です。
地盤を削孔（さっこう）した後、先端に特殊な袋体（パッカー）を装着した芯材（鉄筋など）を挿入し、その袋体にグラウト材を加圧注入することで、引き抜き抵抗力の増強を図ります。
お客様のメリット
1 安価に切土部・盛土部の補強ができます
- 袋体にグラウトを加圧注入することによって大きな引き抜き抵抗力を発揮できるため、少ない本数で安定性を向上させます。
2 短期間で補強できます
- 少ない本数で安定性を確保できるため、短期間で施工できます。
3 軟弱地盤や礫（れき）地盤での適用も可能です
- 摩擦抵抗の小さい軟弱地盤においても加圧注入により引き抜き抵抗力が増加します。
- 袋体にグラウトを注入する定着体構造のため、礫（れき）地盤においてもグラウト逸走による定着不良を防ぐことができます。
ハイスペックネイリングの構造
ハイスペックネイリング工法の土留めへの適用
ハイスペックネイリング工法専用機械
4 高架下などの狭い場所での施工が可能です
- 専用の小型施工機械を用いることで、わずか1.5mの空頭での施工が可能です。
5 背面用地の狭い場所に有効です
- 芯材が短い構造なので、背面用地の狭い場所での適用が可能です。
【実績・適用例】
- 某鉄道盛土耐震補強工事
