TOFT(トフト)工法とは?
地震発生時の液状化を防止し、地盤変形も抑止する地盤改良工法です。セメント系の材料と混合攪拌した地盤改良壁体で緩い砂地盤を格子状に囲うことにより、地震時のせん断変形を抑えます。緩い砂地盤を格子状に仕切って掘削し、その溝部分にセメント系の材料を混合しながら、埋め戻して固めます。
敷地全体を掘削・改良するのではなく、格子状の壁体だけを造成するため、従来工法に比べ工期の短縮と大幅なコスト縮減を実現できます。
お客様のメリット
1 地盤の変形を防ぎ、液状化も防止します
- 緩い砂地盤を格子状の剛な構造で囲うことで、地震が発生したときに地盤の変形を抑止します。
- 周囲地盤からの水圧の浸入も遮断し、格子内の液状化を防止します。
- 阪神・淡路大震災でも効果を発揮し、高い性能が実証されています。
2 振動・騒音が少ないうえ、都市部での工事にも適用できます
- 低振動・低騒音の深層混合処理工法による地盤改良工法です。
- 都市部のように他の構造物と近接する場所でも施工できます。
3 工期短縮と約50%のコスト縮減が可能です
- 敷地全体を掘削するのではなく、格子状の壁体だけを造成します。
- 地盤全体を改良する工法に劣らない効果を発揮しながら、工期の短縮と約50%のコスト縮減を実現します。
4 日本国土技術開発賞などを受賞し、400件以上の実績があります
- 建設省土木研究所(現:国立研究開発法人土木研究所)と民間4社で共同開発した工法です。
- 第4回日本国土技術開発賞と平成13年度日本建築学会賞を受賞しています。
- すでに400件以上の施工実績があります。