鋼繊維補強セグメント

高機能SFRCセグメント

鋼繊維による補強で、耐久性と構造性能を向上させます

高機能SFRC(※1)セグメントとは?

自己充てん性を有する高流動コンクリートに鋼繊維を混入して製作するセグメントです。 ひび割れが小さく分散し、コンクリートのはく離・はく落を防止できるなど、耐久性と安全性が向上します。また、鋼繊維の補強効果により、コンクリートの引張強度とせん断強度も増加します。主鉄筋の低減、配力筋の省略も可能です。

※1 SFRC:Steel Fiber Reinforced Concrete(鋼繊維補強高流動コンクリート)

高機能SFRCセグメント
高機能SFRCセグメント
鋼繊維および鋼繊維補強高流動コンクリート
鋼繊維および鋼繊維補強高流動コンクリート
ひび割れ抑制効果(単体曲げ試験結果)
ひび割れ抑制効果(単体曲げ試験結果)

お客様のメリット

セグメントの耐久性が向上します

  • 鋼繊維が均等に分散していることで、ひび割れも分散して発生するため、ひび割れ幅を小さく抑えることができます。
  • 鋼繊維が隅角部と端部にも充てんされるので、はく離・はく落を防止できます。
  • 鋼繊維で補強したコンクリートは、電気化学的な特性により、コンクリート内部の鉄筋の防食効果が高くなります。

騒音・振動による環境負荷を低減します

  • 高流動コンクリートはテーブルバイブレーターが不要で、低周波の騒音・振動を抑制できるため、周辺環境へ与える影響を低減できます。

耐火性能を備えています

  • 従来型RCセグメントと比べて、火災時における爆裂の深さが小さく、強度低下も抑制できます。
  • ポリプロピレン繊維を追加して混入することで、火災時の爆裂を防止できます。

公的機関から認定された品質です

  • 国土技術研究センターによる建設技術審査証明を取得しています。

【実績・適用例】

中央環状品川線大井地区トンネル工事

さがみ縦貫川尻トンネル工事  ほか多数実績あり

【その他】

NETIS登録番号:KT-040107-A(掲載期間終了)

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