5月17日、大林組が宮崎県日向市で建設を進めていた日向日知屋(ひゅうがひちや)太陽光発電所が稼働を開始し、開所式を執り行いました。
日向日知屋太陽光発電所は、大林組がすでに事業化を進めていた太陽光発電所の中の最後の一つ。全国で28ヵ所、40番目の発電所となり、大林組としては最大規模の24.53MWの発電設備を誇ります。
開所式には、宮崎県日向市の十屋幸平市長、門川町の安田修町長、大林組副社長の原田昇三など約50人が参列しました。
式典で日向市の十屋市長と門川町の安田町長は「発電所の稼働により、地域電力の安定供給が図れる」と事業への期待を述べました。大林組副社長の原田は「日向市と門川町の豊かな自然と共存した事業を運営していきたい」と挨拶しました。
大林組は、2012年に大林クリーンエナジーを設立し、再生可能エネルギーを利用した発電事業を行ってきました。日向日知屋太陽光発電所の稼働により、大林組の太陽光発電規模は129MWに達しました。これは、一般家庭約4万世帯分の消費電力量に相当します。
大林組は、中期経営計画2017で新領域事業の拡大を掲げています。今後は、風力、バイオマスなどの太陽光以外の自然エネルギー発電を開始するとともに、地熱、小水力などの発電事業も推進しながら、環境保全、安全で安心な暮らしに貢献してまいります。