けんせつ小町活躍推進表彰でトップランナー賞を受賞

日本のゼネコン初の女性海外現場所長として仕事と育児を両立

サステナビリティ

3月22日、日本建設業連合会(日建連)が主催する「第2回けんせつ小町(※1)活躍推進表彰」の表彰式が東京建設会館(東京都中央区)で開催され、大林組ジャカルタ高架橋工事事務所で所長を務めた大西陽子がトップランナー賞を受賞しました。

表彰状を授与される大林組の大西(右)。トップランナー賞では先駆的で他の模範となる個人を顕彰

表彰状を授与される大林組の大西(右)。トップランナー賞では先駆的で他の模範となる個人を顕彰

けんせつ小町活躍推進表彰は、建設業界で女性の活躍を推進する意欲的な取り組みを顕彰するもので、担い手の確保やダイバーシティの推進などを目的に昨年創設されました。

女性活躍推進に向けた活動や、創意工夫に富んだ取り組みであることを選考基準に、98件の応募の中から、最優秀賞、優秀賞、トップランナー賞など計10件が選ばれました。

大林組の大西は、家族と共にインドネシアの首都ジャカルタへ赴任。子育てをしながら、高速道路の建設現場でスタッフ約70人を率いて所長を務め、建設業に従事する女性技術者の可能性を広げました。

大林組は早くから、男女を問わず活躍できる職場環境づくりに取り組んでいます。1970年代から継続して女性技術者を採用し、それぞれの立場でキャリアアップした女性職員の中から、現場を統括するために十分なマネジメントや判断力を有する職員が育ってきています。

今後も大林組は、社員一人ひとりが活躍できる環境づくりを推進してまいります。

建設業界における女性の活躍を推進するための取り組みが評価された10件18人の受賞者

建設業界における女性の活躍を推進するための取り組みが評価された10件18人の受賞者

※1 けんせつ小町
一般社団法人日本建設業連合会(日建連)が制定した、建設業で活躍する女性技術者・技能者の愛称