大林組は、2017年4月の賃金改定において、大林組の従業員約9,700人を対象とした1.0%のベースアップ(定昇込みで約4%)を実施することといたしました。このベースアップにより、基本給は平均で月当たり約5,600円の引き上げとなります。また、2014年4月から4年連続のベースアップとなり、累計の賃金引き上げ率は5.9%となります。
今回のベースアップは、近年になく高まる建設需要の中で従業員の士気を高く保つ必要があることや、技術力・生産性のさらなる向上や業務の高付加価値化を進めていくには労働の質をますます高度化していかなければならないことなどを背景に決定したものです。
加えて、業績の動向などを踏まえ、経済の好循環の継続に資するべく、賃金の引き上げに向けた最大限の努力を図っていくこと、また、建設業の魅力を高めて将来の担い手を確保していくことは、企業の社会的責務でもあると考えています。
また、2017年4月入社の新卒定時採用者から初任給を引き上げて、修士了250,000円、学部卒230,000円(それぞれ2016年4月比+5,000円)とすることとしていますので、併せてお知らせします。初任給についても、2014年4月から4年連続の引き上げ、累計の引き上げ額は20,000円となります。
大林組におけるベースアップの概要は次のとおりです。
- ベースアップ
1.0%のベースアップを実施
平均で月当たり約5,600円、定期昇給と合わせた昇給率は平均4%程度 - 対象者
約9,700人 - 実施時期
2017年4月から実施