大林組グループの内外テクノスは、オフィスビルをはじめ、ホテル、コンサートホールから寺社などの伝統建築にいたるまで、幅広いジャンルの建造物の内装工事を手がけています。京都迎賓館やパレスホテル東京、2007年から始まった東京駅丸の内駅舎保存・復原工事など、特に木工事の分野において多くの実績を有しています。
8月6日、内外テクノス本社工場(埼玉県ふじみ野市)で、近隣の小学校に通う4年生から6年生26人とその保護者を対象とした夏休み木工教室を開催しました。1895年、大林組の製材工場として事業を開始した内外テクノスでは、長年木を扱ってきた企業として、子どもたちに木の美しさやものづくりの喜びを伝えたいとこの企画をスタートさせました。今年で3回目となります。
木を知り尽くす職員のサポートもあり、子どもたちは開始から約2時間で立派な本棚やコーナーラックを完成させました。開催を楽しみにしている子どもたちも多く、今年は10人がリピーターとして参加。時間内に製作を終えた上級生は、用意された端材でさらに好きな作品を作ったり、カンナ削りや電動ドリルを体験したりしました。
製作終了後は、参加者全員で「見て、触って、学べる木工展示室」で世界の樹種サンプルなどを見学。工場では、木材の用途や特性について説明を受けました。
大林組と大林組グループは、これからも地域社会との良好な関係を築きながら、ものづくりの楽しさ、木工建築の魅力を発信してまいります。