東京メトロ(東京地下鉄)主催の「銀座線ビジネスエリア駅デザインコンペ」において、大林組グループのアトリエ・ジーアンドビーと大林デザインパートナーズが共同で制作した作品が「駅デザイン部門」「幻のホーム活用アイデア部門」の両部門で最優秀賞を受賞しました。
アトリエ・ジーアンドビーは、建築設計、インテリア・家具デザインなどを幅広く手がけており、大林デザインパートナーズは建築図面製作、CG製作などを専門に行っています。共に大林組の設計部門の一翼を担っています。
東京メトロでは、2017年に銀座線開業90周年を迎えるに当たって銀座線全駅のリニューアルを進めており、2012年から銀座線の魅力向上に寄与するアイデアを公募するコンペを実施しています。
「下町エリア」「商業エリア」「銀座駅」と続いてきたコンペの今回のテーマは「ビジネスエリア」です。新橋、溜池山王、赤坂見附の3駅を対象にした駅のデザインと、新橋駅に残る幻のホームの活用策の2部門でアイデアを募集。応募総数234点の中から最優秀賞各1、優秀賞各2など、計17点が入賞しました。
駅デザイン部門では、国際化著しいビジネスエリアにおいて、あらためて日本の魅力を提示するため、それぞれの街の歴史を象徴するレンガ、瓦、石垣を積み重ねて表現。幻のホーム活用アイデア部門では、東京メトロ各線のロゴをモチーフにしたグッズを集めたショップ「メトロゴ」という施設コンセプトを提案しました。両作品ともデザイン性や維持管理のしやすさが高く評価されました。
大林組グループはこれからも、建設業として長年培ってきた実績と技術を活かし、地域の活性化や街の発展につながる交通インフラのリニューアル事業に貢献してまいります。