大林組は1892(明治25)年1月25日、大阪の地で誕生しました。魂を打ち込める仕事がしたいと建設業を志した創業者大林芳五郎が、その全生涯をかけて基礎を築いた大林組は、今年で124年目を迎えます。
お客様と真摯に向き合い、その思いに応えるために技術を磨き、丁寧な仕事をする。こうした誠実なもの造りの精神は大林組の伝統として、今もなお脈々と受け継がれています。
近年、私たちの暮らしを脅かす自然災害が多発しています。世界的にも災害が増加する傾向にある中で、社会資本整備に携わる建設業に対して、社会からの要望は大きくなっています。
2015年、阪神・淡路大震災の発生から20年がたちました。復興への道を歩んできた神戸の街を前に、大林組は、災害時の迅速な対応、そして災害に強い街づくりが、建設業の大きな使命であるとの思いを新たにしています。
大切な人やかけがえのない社会を守る街づくりは「時をつくる こころで創る」のメッセージにも込められています。これからも大林組は、長い歴史の中で培ってきたお客様からの信頼を胸に、より良い未来をめざして、社会と共に歩んでまいります。
■大林組が携わった神戸復興のシンボル
創業からの歩みを紹介する関連情報
創業の志を立て大林組の礎を築いた53年の生涯。修業時代から晩年までの姿を、逸話や寄稿文などでつづっています。
おおばや史
大林組の歩みや社会の出来事、建設業の歴史を創業から現在まで、年表やコラムでたどります。
大林組が今日まで手がけてきた建造物を、竣工写真などで紹介します。
1991年度から2011年度までを、経営史、工事実績、技術、資料編の側面からまとめました。また創業100年を記念して刊行した『大林組百年史』を電子化し再録しています。
時をつくる こころで創る 「THE OBAYASHI EXPERIENCE」
創業120年を迎えるに当たり製作したウェブ映像作品です。大林組が社会や時代と共に歩んできた「道」を表現し、各時代で築いてきた建造物を通じて120年の時の流れを体験できます。
大林組歴史館 OBAYASHI HISTORY MUSEUM
大林組歴史館は、2001(平成13)年10月に創業110年を機に大阪に開設しました。創業以来の「志」と「責任感」、「未来志向」を多くの皆様に体験いただいています。