大林組の2015年版カレンダー「日本のかたち・境界」が、第66回全国カレンダー展(一般社団法人日本印刷産業連合会、株式会社日本印刷新聞社主催)において、最高賞である経済産業大臣賞を受賞しました。1月13日、東京都中央区の日本橋三井ホールで表彰式が行われました。
全国カレンダー展は、印刷技術や企画・デザイン力などに優れたカレンダーや機能性や実用性に優れたカレンダーを公開し、文化向上に寄与することを目的に、1950年から毎年開催されています。
2015年版カレンダーは、日本の建築物の中に表現されたさまざまな「かたち」に注目し、その形状の面白さや機能美などを紹介したシリーズの第3弾となります。
今回は応募総数660点の中から71点が部門入賞(※1)しました。その中からデザイン、印刷技術とも総合的に優れた作品として、第1部門で金賞を受賞した大林組2015年版カレンダーが経済産業大臣賞に輝きました。
審査委員長のアートディレクター・浅葉克己氏は、哲学的なタイトルで、敷石と砂の間、庭の空間を隔てる門などのいろいろな境界線を写真で見せた点が面白いと講評しました。ほかにも、企業の顧客ロイヤルティを高め、顧客との絆を深めていること、日本人の琴線に触れるものであったことなどが評価されました。
入賞・入選作品は、1月13日~17日に東京会場「東京銀座画廊美術館」銀座メルサ7階(東京都中央区)、入賞作品は1月21日~29日に大阪会場「平和紙業ペーパーボイス大阪」(大阪市中央区)で一般に公開されています。
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