平成26年度の安全衛生に係る厚生労働大臣表彰優良賞を受賞

大阪・天六阪急ビル建替計画のうち新築建物建設工事

サステナビリティ

厚生労働省が主催する、平成26年度「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」において、事業場として優良賞の9事業場と奨励賞8事業場が選ばれました。
大林組が施工した「天六阪急ビル建替計画のうち新築建物建設工事」の天六阪急ビル工事事務所が優良賞を受賞しました。

田村憲久厚生労働大臣から表彰状を授与される天六阪急ビル工事事務所長

7月1日、中央表彰式で田村憲久厚生労働大臣から表彰状を授与される天六阪急ビル工事事務所長

労働安全衛生法では、働く人の安全と健康を確保し、快適な職場環境をつくるため、事業主に労働災害の防止に取り組むよう定めています。

この表彰は、無災害の期間が特に優れていて、職場のリスクを低減する取り組みが活発に行われているなど、他の模範と認められる優良事業場や団体のほか、安全衛生水準の向上と発展に多大なる貢献をした功労者などを表彰するものです。

天六阪急ビル建替計画のうち新築建物建設工事

ジオタワー天六

ジオタワー天六(大阪市北区、2013年8月竣工)

大阪・旧天神橋駅のターミナルビルとして親しまれてきた天六阪急ビルの建替工事として、当時の面影を外観に残した店舗棟と、地下鉄との連絡通路にて直結されたタワー型マンション棟との複合建物「ジオタワー天六」を建設するものです。

地下鉄連絡通路や商店街と接する、第三者の往来が激しい場所での施工であったこと、また、荷さばきヤードに確保できるスペースが狭いという条件の中で、下層の商業施設が入る部分の敷地(全体の4分の3程度)を先行して引き渡す計画もあったことなどから、安全と工程を満足させるために緻密な施工計画のもと、工事が実施されました。

地上44階建て、400戸のタワー型マンション棟には、建物の耐震性能確保と快適な居住空間を同時に実現するため、超高層制振構造システム「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用しています。

大林組は、今後も建設現場で働く全員の安全と健康の確保に努めて、快適な職場環境の形成を促進してまいります。