8月22日と23日の2日間、東京都国分寺市の小・中学校の先生11人を対象とした民間企業研修を実施しました。「教員の民間企業研修」は、一般財団法人経済広報センターが「経済界と教育界との対話促進活動」の一環として主催するもので、学校の夏休み期間に先生方が民間企業で研修を受けるプログラムです。
大林組では、先生方に、体験を通じて建設業の仕事のやりがいや面白さを知っていただき、子どもたちにものづくりの醍醐味(だいごみ)を伝えていただくことを目的に、研修を実施しています。今年で6回目となります
現場における研修では、黒目川黒目橋調節池(東京都東久留米市)の建設現場を訪れ、事業の概要や工事の特徴を紹介。コンピューターの3次元モデルに施工情報を持たせた仕組みであるCIM(Construction Information Modeling)を活用した施工管理などを説明しました。
大林組技術研究所(東京都清瀬市)では、地震でも揺れない建物を実現するスーパーアクティブ制震ラピュタ2Dや、本館テクノステーションにおける自然エネルギーの利用と制御、次世代設備の採用など、最先端の建設技術を紹介しました。また、大林組の社員教育プログラムを提示し、人材育成への取り組みについて意見を交換しました。
大林組はこれからも、ものづくりで培った知恵と技術を教育の現場に伝え、次世代育成に活かしていただけるよう努めてまいります。