7月18日、東京都千代田区のイイノホールで「東京グリーンビルディングフォーラム」(東京都環境局主催)が開催されました。大林組グループの大林不動産は、東京都の環境確保条例に基づきトップレベル事業所に認定されたアートヴィレッジ大崎セントラルタワー(東京都品川区、2006年竣工)での事例を紹介しました。
東京都は、地球温暖化対策を推進するとともに、環境に配慮した建築物の普及を促進するため、2010年度から都内の大規模事業所を対象にCO2排出量の削減義務を課し、排出量取引制度などを導入しています。
講演会では、最新の省エネ技術の導入と日常の管理、運用を細やかに行うことでCO2排出量削減の効果を上げて、高い評価を得た5つの事業所が紹介されました。
アートヴィレッジ大崎セントラルタワーでの事例を「環境をつくる、守る、育てる」と題して紹介。豊かで暮らしやすい環境づくりの活動の一つとして、省エネ・CO2削減などの取り組みを示しました。トップレベル事業所認定に至った背景に、東京都のガイドラインの活用や、設備の効果的な運用、良好なテナントとの連携体制があったことを説明しました。
大林組グループは、これからも環境負荷を低減する省エネ技術の開発を行うとともに、建物の運用段階においても低炭素社会実現への取り組みを推進してまいります。