大林組グループの内外テクノスは、東京都港区へ建設用の木材を供給する静岡市に、産出木材の加工・供給事業者として登録を行いました。
東京都港区では、2011年10月から、区内の公共施設・民間建築物などに国産木材を利用することでCO2固定量の増加(※1)、森林整備によるCO2の吸収を推進し、地球温暖化防止に貢献する「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度」をスタートさせています。
この制度は、港区内で建築される一定面積以上の建物の建築主に、協定を締結した自治体からの木材の使用を推奨するものです。港区は、木材供給の安定や森林の持続性確保のために、間伐と再植林による森林整備を行っている、63の自治体と協定を締結しています。
内外テクノスは、京都迎賓館や日光山輪王寺など木工事の分野で豊富な実績を有し、首都圏を中心に国内各地で木工事を手がけています。今後も環境に配慮したものづくりを展開しながら、国産木材の活用をめざし、さらなる自治体での登録を予定しています。
大林組グループは、これからもObayashi Green Vision 2050で掲げた低炭素社会の実現に向け、森林資源の活用を促進する取り組みを進めてまいります。