JAXA宇宙飛行士・星出さんと子どもたちとの交信イベントで講演

南三陸町と世田谷区の小中学生が宇宙への夢を膨らませました

サステナビリティ

JAXA宇宙飛行士・星出さんと子どもたちとの交信イベント

11月6日、読売新聞社主催により、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中のJAXA宇宙飛行士・星出彰彦さんと小中学生20人が交信するイベントが行われました。交信前のプレイベントでは、大林組の技術者が宇宙エレベーター建設構想について講演し、最先端技術の可能性を披露しました。

今回の交信イベントは、読売新聞社と慶応大学大学院が共同実施したもので、星出さんの出身地・世田谷区と東日本大震災で被害にあった宮城県南三陸町の小中学生20人のほか、大学院生も参加。地球から約400km離れたISSと慶応大日吉キャンパス(横浜市港北区)を衛星回線などで結び、20分間交信しました。この様子は南三陸町と世田谷区の2つの会場にも同時中継されました。

世田谷区の会場で行われたプレイベントでは、「僕らの夢 月へ、そして火星へ」と題して、大林組で火星居住計画などをまとめた技術者が講演しました。講演では、宇宙エレベーターをどのように建設するのか、完成したらどのようなことができるのかなどをクイズ形式で紹介。子どもたちは興味津々の様子で耳を傾けており、宇宙への関心の高いことがうかがえました。

大林組は、これからも最先端の技術開発を行うとともに、未来の都市や宇宙構想などを計画し、次世代を支える子どもたちに夢と希望を与えてまいります。

宇宙エレベーター建設構想を講演

地球と宇宙の間をケーブルでつなぎ、気軽に宇宙へ行き来できる宇宙エレベーターが実現すれば、どのようなことができるのかなどを大林組の技術者が解説

JAXA宇宙飛行士の星出さんと子どもたちとの通信イベント

交信イベントでは、子どもたちから「地球外生物は存在すると思いますか」、「宇宙では背が伸びますか」などの質問が寄せられ、星出さんは、笑顔で丁寧に一つひとつ答えていました