大林組は、温室効果ガス排出量削減の目標や取り組みなど、気候変動に関する情報開示において、英国の国際NPOであるカーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(以下、CDP)(※1)から優れた企業として選定されました。CDP は、世界の主要企業を対象に、気候変動に関する情報などを調査し、その調査結果を毎年公表しています。
CDPは、655の機関投資家(※2)を代表して、気候変動に関する調査を全世界で約5,000社に行っており、日本では株式時価総額の上位企業を中心とする大手企業500社(以下、ジャパン500)を対象に実施しています。調査内容は、CO2などの温室効果ガス排出量削減の目標や取り組みなど、気候変動に関する3分野、15項目で構成されています。
CDPは各企業からの回答をもとに内容を評価し、優れた企業をカーボン・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス(CDLI)として公表しており、大林組は、ジャパン500のCDLI 22社のうちの一社に選定されました。
大林組は、地球温暖化による気候変動への対応など、地球規模の課題を解決し、持続可能な社会を実現するため、2011年2月に「Obayashi Green Vision 2050」を策定しました。「2050年のあるべき社会像」の実現に向けて、建設周辺の事業領域への拡大も視野に入れてアクションプランを推進しています。
今回の評価は、これまでの大林組の環境活動における情報開示への取り組みが、高く評価された結果であると考えています。大林組は、今後も建設とその周辺の事業活動において、地球環境の課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。
詳細はCDPのウェブサイトをご覧ください。