昭和の日は、2007(平成19)年に、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日」として制定されました。
大衆文化とともに幕を開け、戦後の復興、高度経済成長という大きな変化のなかで、その年代を象徴するさまざまな建築物が建てられました。世相を映し出すようにして生まれた建築物は、時を刻むことで街の風景となり、人々の記憶を今に伝える存在となっています。
大林組が昭和時代に手がけた建築物のなかから、日本のモダニズム建築としてDOCOMOMO JAPANに選出された作品や、その時代を代表する建築に贈られるBCS賞の受賞作品をご紹介します。