県内一の高さをめざして神戸旭通4丁目再開発ビルが起工

準備組合の設立から30余年。地域待望の街づくり実現へ

ソリューション/テクノロジー

2月24日、神戸市中央区で、大林組が工事を担当する「旭通4丁目地区第一種市街地再開発事業」の安全祈願祭と起工式が執り行われました。

この再開発事業は、JR三ノ宮駅の東側にある旭通4丁目地区に、地上54階建ての住宅棟、店舗や事務所、ホテルなどが入る商業施設棟、180台収容の駐車場棟など計3棟を新築するものです。住宅棟の最高高さは約190mで、兵庫県内で最も高いビルとなります。

安全祈願祭には、再開発組合の森嶋善三郎理事長、新井東光副理事長、尤昭福副理事長、星山成二事務局長をはじめ、組合員や設計関係者、施工者など約60名が参列。大林組からは代表取締役副社長の長恵祥が出席し、平成25年3月の竣工に向けて工事の安全を祈願しました。

昭和56年に準備組合が設立されて以来、2度の火災や阪神・淡路大震災を経て、30余年にわたり実現が待望されてきた事業です。これまで尽力してきた皆様のご期待に応えられるよう、完成をめざして安全に工事を進めてまいります。

神戸旭通4丁目再開発

神戸旭通4丁目再開発

(上)安全祈願祭で鎮物鎮定(しずめものちんてい)の儀を執り行う大林組代表取締役副社長の長恵祥。「大林組は総力を挙げて技術を結集し、安全に工期どおり工事を進めてまいります」

(左)完成予想図。総延床面積は約9万2,900㎡で、640戸が入る住宅棟は県内最高層となります。神戸の新たなランドマーク誕生に向けて、工事がいよいよスタートしました