東京電機大学「東京千住キャンパス」の工事がスタート

開かれたキャンパスの創成で、地域とともに新しいまちづくり

ソリューション/テクノロジー

2月9日、東京電機大学 東京千住キャンパス建設工事の起工式が執り行われ、平成23年12月の完成に向けて工事がスタートしました。

この工事は、東京電機大学が教育・研究のさらなる強化を図るため、学園創立100周年記念事業の中核事業として、北千住駅(東京都足立区)東口前に新キャンパスを建設するものです。
キャンパスは、ランドマークとなる地上14階建ての複合棟のほか、教育棟や研究棟、厚生施設群など大きく4棟で構成され、交流プラザやキャンパスプラザ、中央コミュニティ広場(いずれも仮称)など3つの広場も整備します。

新キャンパスの創成にあたっては、地元・足立区の「まちづくり連絡会」とともに新しいまちづくりを進めており、全体で約2万6,200㎡に及ぶ敷地には柵などを設けず、地域に開かれた大学となります。

起工式には、建築主である東京電機大学の加藤康太郎理事長や古田勝久学長をはじめ、設計者として槇総合計画事務所の槇文彦代表取締役、日建設計の岡本慶一社長など、施工者として住友商事の加藤進社長などが参列し、約150名の関係者が無事竣工を祈願しました。

キャンパスは平成24年4月に開設される予定で、大林組は鹿島建設と施工協力で完成をめざします。関係者の皆様の想いに応え、キャンパスの建設を通じて「まちづくり」にも貢献できるよう、安全に工事を進めてまいります。

「鍬入れの儀」を行う鹿島建設の中村満義社長、大林組社長 白石達、住友商事の加藤進社長(左から)

キャンパスは、緑豊かな景観とコミュニティの形成し、地震などの災害時には防災拠点としても機能するよう計画されています