株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)と、協力会社組織である林友会連合会は、4月22日、ベルサール東京日本橋において、平成27年度大林組認定基幹職長(通称:スーパー職長)認定式を執り行いました。
スーパー職長は、建設業の魅力を高め、若年建設技能者の入職・定着率を向上させる施策の一環として、2011年に発足した制度です。選定基準を満たした特に優秀な職長を対象とし、若年建設技能者にとって将来の目標となる理想的な職長を認定するとともに、一定の収入の上積みを行います。
今年度は、技能の伝承および熟練した技術と豊富な経験を持つ職長のさらなる活躍を支援するため、選定の対象となる年齢を満60歳未満から満65歳未満に拡大しました。
開設から5年目を迎えたスーパー職長制度。今年度は前年度よりも43人多い237人を認定し、累計で729人になりました。来年度以降も制度の充実を図り、認定者数を増やしていく予定です。
大林組は、建設業への新規入職者の増加、技術の伝承などを支援するため、本制度をはじめとして、今後もあらゆる観点から建設技能者の意欲向上を図るとともに、人材育成にも努めていきます。
スーパー職長制度の詳細は以下のとおりです。
- 名称
「大林組認定基幹職長」(通称:スーパー職長)
- 制度概要
職長のうち、基準を満たす者を「大林組認定基幹職長」に認定し、一定の収入の上積みを行います
(1)主な選定基準
・職長のうち、特に優秀な者で、かつ「登録基幹技能者」である者
・職長として、大林組の建設現場に一定期間従事していること(2)職長従事期間
職長従事期間は従来どおり7年です。
ただし、職長対象者が少ない九州、東北、札幌、広島、四国、北陸の6地区は、特別な推薦枠を設け、7年から3年に短縮しています。(3)対象職種
とび工(橋梁特殊工および地盤改良工含む)、土工(重機土工および坑内員を含む)、型枠大工、鉄筋工、左官工、鍛冶工、塗装工、仮設電工、内装工、圧接工、杭・地業工、圧送工 鉄骨工、板金工、屋根工、ALC工、建具工、シール・防水工、石工、PC工、タイル・れんが・ブロック工、造園工、舗装工、外構工、特殊運転手 以上25職種(4)上積み額
・大林組の建設現場での勤務日数に対し、日額2,000円(ただし、マイスターは3,000円)を支給します。
・スーパー職長のうち大林組の建設現場での職長従事期間が16年以上の者はマイスターとして認定します。(5)勤務日数の把握
大林組の建設現場で利用している「新日報システム」を活用し、電子的に承認された勤怠記録により効率的に集計しています。
- 認定者数の推移
平成23年度 75人(初年度)
平成24年度 98人
平成25年度 125人
平成26年度 194人
平成27年度 237人
累計 729人
以上
この件に関するお問い合わせ先
大林組 CSR室広報部広報第一課
TEL 03-5769-1014
プレスリリースに記載している情報は、発表時のものです。
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